1951-11-06 第12回国会 参議院 大蔵委員会 第6号
従いまして官業方面におきましても、それぞれ官業で生産物を作りまして、これは物とサービスと両方でございますが、そのうちから一部はやはり雇用者の賃金に払つたり、いろいろな借入金の利子に払つたりしておりますが、なお余剰があります場合には、それはやはりその年の国民所得のうちに算入して計算すべきものであるというふうに考えますが、その他いろいろ今野溝さんのお話の個別的な問題につきまして、どういうふうにその場合に
従いまして官業方面におきましても、それぞれ官業で生産物を作りまして、これは物とサービスと両方でございますが、そのうちから一部はやはり雇用者の賃金に払つたり、いろいろな借入金の利子に払つたりしておりますが、なお余剰があります場合には、それはやはりその年の国民所得のうちに算入して計算すべきものであるというふうに考えますが、その他いろいろ今野溝さんのお話の個別的な問題につきまして、どういうふうにその場合に
なかんずくこの財政という問題につきましては、最近における地方税制の改革によりまして、市町村の財政は相当改善をせられ、この方面から官業方面に力を盡すことになり得ることを期待いたしておりまするけれども、農林行政といたしましても、やはり多くの仕事は市町村がやる程度では実は大したことができないので中心はやはり府県の段階にある。
又一般的な労働攻勢といいまするか、労働界の事情、これは官業方面、或いは一般民間、たまたま同時的に現われて来ておりますけれども、それぞれ性格は異なつておるのでありまして、一般民間の労働争議自体につきましては先程電産の例を申上げた通りでありまして、その合法的で而も妥当な要求というものに対しましては、労働関係の諸法規の手続によつて、そうして妥当な解決を図つて行く。
それにつきまして相当政府も強い決意を持たなければならないわけでありますが、只今申上げました通り、公定價格を嚴守するというこの一事につきましては、一体政府は國内におきまするところの一番の最大なる消費者でありまするからして、現在までにいろいろのその官業方面が、予算というものに立脚せずに、仕事に先走り、いろいろの支拂いにおきましても、もろもろの事情によりまして公定價格というものが嚴守されなかつたことによりまして